山崎通(読み)やまざきどおり

百科事典マイペディアの解説

山崎通【やまざきどおり】

西国街道とも通称された道。古代山陽道の後身で,中世には交易路のほか,西国武士の軍事的要路,在京文人・僧侶らの西国旅程路としての性格を有した。近世の道筋は東海道山科(やましな)の追分から伏見を経て山崎に入り,西端は中国路(山陽道)の兵庫宿(現神戸市)につながり,山崎以西,西宮以東が山崎通と公称された。山崎,芥川(あくたがわ)・郡山・瀬川・昆陽(こや)・西宮の6宿があった。西国大名の参勤交代路として利用されたほか,庶民の通行も多く,各宿で旅籠が発達した。
→関連項目宿村大概帳

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典の解説

山崎通
(通称)
やまざきがよい

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
元の外題
けいせい山崎通
初演
享保7.12(京・八重桐座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典内の山崎通の言及

【街道】より

…それらの管理は初期には代官また老中なども関与していたが,1659年(万治2)以降は道中奉行を置いて専管させた。道中奉行の管理下にあったのは,東海道(品川~京都・大坂),中山道(板橋~守山,次の草津で東海道となる),日光道中(千住~日光),奥州道中(宇都宮~白河),甲州道中(内藤新宿~上諏訪,次の下諏訪で中山道に結ぶ)の五街道のほか,東海道と中山道を結ぶ美濃路(熱田~垂井),東海道の脇街道というべき佐屋路(熱田~桑名),本坂通(浜松~御油または吉田),山崎通(伏見~山陽道の西宮),中山道と日光道中を結ぶ例幣使道(倉賀野~壬生(みぶ)通の楡木へ),日光道中の脇街道というべき日光御成道(岩淵~岩槻を経て日光道中の幸手へ),壬生(みぶ)通(日光道中の小山から分かれ,飯塚,壬生等を経て日光道中の今市へ)がある。また千住から新宿(にいじゆく)・八幡(やわた)・松戸を経る水戸佐倉道はこの3宿だけが道中奉行の管轄であった。…

※「山崎通」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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