山本露葉(読み)ヤマモト ロヨウ

20世紀日本人名事典 「山本露葉」の解説

山本 露葉
ヤマモト ロヨウ

明治〜昭和期の詩人,小説家



生年
明治12(1879)年2月3日

没年
昭和3(1928)年2月29日

出生地
東京・根岸

本名
山本 三郎

学歴〔年〕
東京専門学校文学科中退

経歴
明治28年「もしほ草紙」を創刊し、また「文庫」などに詩作を投稿する。32年児玉花外らとの共著詩集「風月万象」を刊行して詩壇に出る。のち小説に転じ、43年「新文芸」を、45年「モザイク」を創刊。主な作品に「外光と女」「太陽の笑」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本露葉」の解説

山本露葉 やまもと-ろよう

1879-1928 明治時代の詩人,小説家。
明治12年2月3日生まれ。一群の詩「葡萄(ぶどう)の葉蔭」でみとめられ,「明星」やあやめ会詩集「豊旗雲」などに詩や小品を発表する。小説に転じて同人誌「モザイク」を創刊し,「外光と女」などを発表した。昭和3年2月29日死去。50歳。東京出身。東京専門学校(現早大)中退。本名は三郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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