山杜鵑(読み)ヤマホトトギス

大辞林 第三版の解説

やまほととぎす【山杜鵑】

山にすむホトトギス。また、ホトトギスの異名。 [季] 夏。 谺して-ほしいまゝ /杉田久女
ユリ科の多年草。山中の林に生え、栽培もされる。高さ約40センチメートル。葉は楕円形。秋、茎頂および腋生えきせいの花柄に、約3センチメートルの白い紫斑のあるホトトギスの胸の斑に似た花を数個ずつつける。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

やま‐ほととぎす【山杜鵑】

〘名〙
① 鳥「ほととぎす(杜鵑)」の異名。《・夏》
※万葉(8C後)一八・四〇五〇「めづらしき君が来まさば鳴けといひし夜麻保登等芸須(ヤマホトトギス)何か来鳴かぬ」
② ユリ科の多年草。本州、四国、九州の山地の林内に生える。高さ四〇~七〇センチメートル。茎・葉ともに短毛を散生する。葉は長卵形で基部は茎を抱く。夏から秋にかけ、茎頂にホトトギスに似た花が数個集まって咲く。花被片は六枚、白地に紫色の点がある。〔花壇地錦抄(1695)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

指定感染症

感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)の一類~三類感染症に分類されていない感染症のうち、一類~三類に相当する対応の必要が生じたものについて、1年間を期限に政令で指定する感染症...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android