山根寿子(読み)ヤマネ ヒサコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「山根寿子」の解説

山根 寿子
ヤマネ ヒサコ


職業
女優

本名
小川 寿子

旧名・旧姓
山根

生年月日
大正10年 4月11日

出生地
東京市(東京都)

学歴
文化学院女学部〔昭和13年〕卒

経歴
昭和11年P.C.L.(東宝前身)に入社。同年「母なればこそ」でデビュー。14年大作「蛇姫様」で清純な娘役を演じ、人気を得、以後長谷川一夫と多く共演し、東宝のスター女優の一角を占めた。戦後は22年新東宝に移り、24年以後フリーとなる。戦後の代表作に「三百六十五夜」「細雪」「西鶴一代女」「月は上りぬ」などがある。34年「風のある道」を最後に引退した。

没年月日
平成2年 9月15日 (1990年)

伝記
嵐寛が風にゆがんだ 武田 秀夫 著(発行元 朝日新聞社 ’91発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「山根寿子」の解説

山根 寿子
ヤマネ ヒサコ

昭和期の女優



生年
大正10(1921)年4月11日

没年
平成2(1990)年9月15日

出生地
東京市

本名
小川 寿子

旧姓(旧名)
山根

学歴〔年〕
文化学院女学部〔昭和13年〕卒

経歴
昭和11年PCL(東宝の前身)に入社。同年「母なればこそ」でデビュー。14年大作「蛇姫様」で清純な娘役を演じ、人気を得、以後、長谷川一夫と多く共演し、東宝のスター女優の一角を占めた。戦後は22年新東宝に移り、24年以後フリーとなる。戦後の代表作に「三百六十五夜」「細雪」「西鶴一代女」「月は上りぬ」などがある。34年「風のある道」を最後に引退した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山根寿子」の解説

山根寿子 やまね-ひさこ

1921-1990 昭和時代の女優。
大正10年4月11日生まれ。昭和11年PCL(現東宝)にはいり,「母なればこそ」でデビュー。14年「蛇姫様」に出演以後長谷川一夫とおおく共演。22年新東宝映画にうつる。24年以降フリー。作品に「細雪」「西鶴一代女」など。平成2年9月15日死去。69歳。東京出身。文化学院卒。本名は小川寿子。山根は旧姓

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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