山田信夫(読み)ヤマダ ノブオ

20世紀日本人名事典 「山田信夫」の解説

山田 信夫
ヤマダ ノブオ

昭和期の東洋史学者 大阪大学名誉教授。



生年
大正9(1920)年2月17日

没年
昭和62(1987)年4月26日

出生地
山口県山口市

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部〔昭和18年〕卒

主な受賞名〔年〕
朝日学術奨励金〔昭和48年〕「中世ウイグル文書の研究

経歴
昭和24年静岡大講師、26年助教授、34年阪大助教授、42年教授、44年文学部長、51年図書館長を歴任して、58年退官。のち京都女子大学教授を務めた。“中世ウイグル文書”を中心とする中世ウイグル・トルコ民族史研究で知られる。著書に「ペルシアと唐」「草原オアシス」「北アジア遊牧民族史研究」「ウイグル文契約文書集成」(全3巻)など。


山田 信夫
ヤマダ ノブオ

昭和・平成期のシナリオライター



生年
昭和7(1932)年7月11日

没年
平成10(1998)年2月2日

出生地
中国・上海

学歴〔年〕
早稲田大学文学部〔昭和31年〕卒

主な受賞名〔年〕
毎日映画コンクール脚本賞〔昭和51年〕「不毛地帯」,向田邦子賞(第9回)〔平成3年〕「去っていく男」

経歴
昭和34年日活と契約、45年フリーとなる。主な作品に「戦争と人間」シリーズ、「憎いあンちくしょう」「執炎」「華麗なる一族」「動乱」「野ゆき山ゆき海べゆき」「ドン松五郎の大冒険」の他、NHK大河ドラマ「琉球の風」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山田信夫」の解説

山田信夫(1) やまだ-のぶお

1920-1987 昭和時代の東洋史学者。
大正9年2月17日生まれ。静岡大助教授をへて昭和42年阪大教授。のち京都女子大教授。アジア遊牧民族史,東西交渉史を専攻し,中世ウイグル世俗文書の研究で知られる。昭和62年4月26日死去。67歳。山口県出身。東京帝大卒。著作に「ウイグル文契約文書集成」など。

山田信夫(2) やまだ-のぶお

1932-1998 昭和後期-平成時代の脚本家
昭和7年7月11日中国上海生まれ。東宝シナリオ研究所をへて日活に入社し,昭和45年からフリー。代表作に映画「不毛地帯」「動乱」,テレビ「琉球の風」「風の盆恋歌」など。平成3年「去っていく男」で向田邦子賞。平成10年2月2日死去。65歳。早大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「山田信夫」の解説

山田 信夫 (やまだ のぶお)

生年月日:1932年7月11日
昭和時代;平成時代の脚本家
1998年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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