岡田新田(読み)おかだしんでん

日本歴史地名大系 「岡田新田」の解説

岡田新田
おかだしんでん

[現在地名]石下町岡田おかだ

国生こつしよう村の西に所在。元禄郷帳にはみえず、明治一三年(一八八〇)四月に国生村に建碑された興荒田記に「享和中建議請興之 其方借費于官以六十年折償之 而検秋収多寡斟酌課租 県令萩原氏許之 政安乃至越後募余丁数十人 移之本村及岡田新田豊田郡若村」とあり、享和年間(一八〇一―〇四)国生村里正横関政安が、国生村西部に所在した国生沼その他を再開発して新田となし、越後から入植者を募って住まわせたものと考えられる。


岡田新田
おかだしんでん

[現在地名]大正区南恩加島みなみおかじま五丁目・小林西こばやしにし二丁目など

小林新田の南にある。天保元年(一八三〇)四代目岡島嘉平次が開発、同三年に完成、翌四年に検地高入された(西成郡史)


岡田新田
おかだしんでん

[現在地名]頸城村岡田新田

下池田しもいけだ新田の西、中柳町なかやなぎまち新田の東にある。延宝六年(一六七八)に開発がなった大潟おおがた新田のうち

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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