デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡部長盛」の解説 岡部長盛 おかべ-ながもり 1568-1632 江戸時代前期の大名。永禄(えいろく)11年生まれ。岡部正綱の長男。天正(てんしょう)12年家督をつぐ。小牧・長久手の戦いに従軍し,徳川家康にしたがう。丹波亀山藩(京都府),福知山藩をへて寛永元年美濃(みの)(岐阜県)大垣藩主岡部家初代となる。5万石。茶道に通じた。寛永9年11月2日死去。65歳。名は別に康綱。通称は弥次郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の岡部長盛の言及 【亀山藩】より …1579年(天正7)明智光秀が丹波攻略の拠点として,亀山城を築き城下町も建設した。光秀の死後羽柴秀勝,小早川秀秋,前田玄以らが在城したが,1609年(慶長14)岡部長盛が3万2000石で入封したのが藩の始めである。以後6大名が交替し,1749年(寛延2)松平(形原(かたのはら))信岑が丹波篠山より入封して8代ののち明治維新に至った。… ※「岡部長盛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by