岩佐純(読み)いわさじゅん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「岩佐純」の意味・わかりやすい解説

岩佐純
いわさじゅん

[生]天保6(1835).福井
[没]1912.1.5. 東京
医師坪井信良蘭学を学び,佐倉佐藤尚中から蘭方を,さらに長崎養生所で J.L.C.ポンペと A.ボードゥインに学んだ。明治2 (1869) 年,相良知安とともに新政府の医学取調御用掛に任じられ,ドイツ医学採用のために働く。同年 11月大阪医学校開設に尽力し,1872年宮内省侍医。 98年宮中顧問官となる。 73年東京府病院設立に際し,同病院長となった。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩佐純」の解説

岩佐純 いわさ-じゅん

1836-1912 幕末-明治時代の医師。
天保(てんぽう)7年5月1日生まれ。坪井為春,佐藤尚中に,その後長崎でポンペやボードインにまなぶ。維新後,医学校取調御用掛となり,ドイツ医学導入を主張。明治5年以降天皇の侍医をつとめた。明治45年1月5日死去。77歳。越前(えちぜん)(福井県)出身。字(あざな)は仲成。通称は又玄。号は黙斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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