岩崎通信機(読み)いわさきつうしんき(英語表記)IWATSU ELECTRIC CO., LTD.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「岩崎通信機」の意味・わかりやすい解説

岩崎通信機
いわさきつうしんき
IWATSU ELECTRIC CO., LTD.

通信機メーカー。1938年岩崎溝一により東京,渋谷で通信機製造会社として発足。軍用電話機,誘導除去強力電話機,電波探知機などを生産。1954年にはオシロスコープの開発,製品化に成功し,第1号機を保安庁技術研究所に納入,その後オシロスコープは,主要事業の一つに成長した。ビジネスホンなど情報通信,デジタル製版機など印刷システム,デジタル・オシロスコープなど電子計測に関する事業をおもに行なう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「岩崎通信機」の解説

岩崎通信機

正式社名「岩崎通信機株式会社」。英文社名「IWATSU ELECTRIC CO., LTD.」。電気機器製造業。昭和13年(1938)設立本社は東京都杉並区久我山。通信機器メーカー。固定電話機・情報通信機器・電子製版機の製造・販売。中小企業向け商品が主力。國學院大學久我山中学校・高等学校は創業者が設立。東京証券取引所第1部上場。証券コード6704。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android