岩湧寺(読み)いわわきでら

日本歴史地名大系 「岩湧寺」の解説

岩湧寺
いわわきでら

[現在地名]河内長野市加賀田

岩湧山(八九七・七メートル)の北東山中に位置する。融通念仏宗、山号湧出山、本尊阿弥陀如来。開基は役小角で文武天皇の勅願所であったと伝える。当寺を含む岩湧山一帯は和泉山脈金剛山地(葛城山系)行場とする葛城修験霊場で、当寺は岩湧山と行場を管理する役目を果した。永正元年(一五〇四)両峰大先達猷助の記した「葛城修行灌頂式」(修験道章疏)に「法師品 岩涌」とみえるのは当地と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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