岩間町（読み）いわまちよう

日本歴史地名大系

岩間町
いわまちよう

• 神奈川県：横浜市
• 保土ヶ谷区
• 岩間町

[現在地名]保土ヶ谷区岩間町一―二丁目・岩井（いわい）町・瀬戸（せと）ヶ谷（や）町・西久保（にしくぼ）町、西区東久保（ひがしくぼ）町・元久保（もとくぼ）町・久保（くぼ）町

東は久良岐（くらき）郡戸部（とべ）村（現西区）、太田（おおた）村・永田（ながた）村（現南区）、西は保土ヶ谷町、南は永田村、北は帷子（かたびら）町・神戸（ごうど）町に接する。保土ヶ谷宿組四ヵ町の一つ。東海道は保土ヶ谷町から入り、東北に曲折して帷子町に入る。東海道が曲折する場所から南に金沢鎌倉（かねさわかまくら）道が分れ、永田村へ続く。今井（いまい）川が東海道に沿って流れ、帷子町との境を帷子川が流れる。

小田原衆所領役帳に岡崎修理亮「六拾五貫五百四文　久良岐郡岩間」、菊地郷左衛門「廿三貫文　久良岐郡岩間」とみえる。もとは久良岐郡のうちに属する。慶安元年（一六四八）東海道の新路開削が着工されて以後、帷子・神戸とともに保土ヶ谷宿沿いに移され、この間に上岩間（かみいわま）町・下岩間町ができた。

岩間町
いわままち

• 茨城県：西茨城郡
• 岩間町

面積：五〇・二四平方キロ

郡の最南端にあり、東は東茨城郡茨城町、南は同郡美野里（みのり）町、西は新治（にいはり）郡八郷（やさと）町、北は笠間市と友部町に接する。町の西方町界線上に難台（なんだい）山を主峰とする山並が北方および南方に尾根を連ね、町の中心部を盆地状に囲繞している。町を南北に縦断する国鉄常磐線を境として東は水田地帯となる。難台山に源を発する桜川は町の中央を東流して平坦地の北部を流れる涸沼（ひぬま）川に注ぎ、愛宕（あたご）山の南側を源とする巴（ともえ）川は町の西部を灌漑して北浦へ注いでいる。

岩間町
いわまちよう

• 神奈川県：横浜市
• 西区
• 岩間町

[現在地名]西区元久保（もとくぼ）町・東久保（ひがしくぼ）町・久保（くぼ）町、保土（ほど）ヶ谷（や）区岩間町一―二丁目・岩井（いわい）町・瀬戸（せと）ヶ谷（や）町・西久保（にしくぼ）町

⇒岩間町（保土ヶ谷区）

出典　平凡社「日本歴史地名大系」