岳翁長甫(読み)がくおう ちょうほ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岳翁長甫」の解説

岳翁長甫 がくおう-ちょうほ

?-1362 南北朝時代の僧。
臨済宗(りんざいしゅう)南禅寺乾峰士曇に師事してその法をつぎ,山城(京都府)安養寺住持となる。のち日向(ひゅうが)(宮崎県)の田島氏の帰依(きえ)をえて大光寺を創建。また興聖寺,大乗寺など6寺をひらいた。康安2=正平(しょうへい)17年8月2日死去。伊勢(いせ)(三重県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android