島原大変肥後迷惑(読み)シマバラタイヘンヒゴメイワク

デジタル大辞泉 「島原大変肥後迷惑」の意味・読み・例文・類語

しまばらたいへん‐ひごめいわく【島原大変肥後迷惑】

寛政4年(1792)の雲仙岳噴火活動によって起こった災害。雲仙岳の東にある眉山まゆやま火山性地震により山体崩壊を起こして島原流出。さらに、有明海に流れ込んだ土砂津波を発生させ、対岸肥後国天草にも被害が及んだ。死者約15000人を出し、国内最大の火山災害といわれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android