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島根の青銅器遺跡地帯 しまねのせいどうきいせきちたい

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知恵蔵2015の解説

島根の青銅器遺跡地帯

1984、85年に全国総計を上回る358本もの中細型の銅剣(長さ50cm余)、7mの間隔をおいて6個の銅鐸(どうたく)(高さ22〜24cm)、16本の銅矛(長さ68〜84cm)が同じ穴で発見された斐川町の荒神谷(こうじんだに)遺跡と、96年に史上最多の39個の銅鐸(高さ29.5〜49cm)が出土した雲南市の加茂岩倉遺跡は、共に島根県東部の出雲地区にある弥生時代の遺跡で、約3kmの範囲内。青銅器遺跡では格別の存在になった。荒神谷の銅鐸は小型で、紀元前2〜同1世紀、加茂岩倉のものは紀元前2〜紀元1世紀の製造とみられる。2003年1月、荒神谷の北西6kmにある出雲市・青木遺跡で紀元1〜2世紀(弥生後期)の墳墓に副葬された銅鐸の破片が出土。銅鐸祭祀論に波紋を投げかけている。

(天野幸弘 朝日新聞記者 / 今井邦彦 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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