しま‐ながし【島流】
- 〘 名詞 〙
- ① 罪人を島や僻地へ送った刑罰。流刑。遠島(おんとう)。
- [初出の実例]「今(もう)暫くは流刑(シマナガシ)に遭った積りで居なさい」(出典:不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉中)
- ② 遠い土地に追いやること。不便な土地に勤務させること。官職・役職の左遷(させん)。
- [初出の実例]「源池裏と云ふ街を離れた田圃中の別荘へ謫居(シマナガシ)の身となった」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉中)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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