川僧慧済(読み)せんそう えさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川僧慧済」の解説

川僧慧済 せんそう-えさい

?-1475 室町時代の僧。
曹洞(そうとう)宗。近江(おうみ)(滋賀県)洞寿院の真巌道空(しんがん-どうくう)の法をつぐ。のち遠江(とおとうみ)(静岡県)一雲斎,能登(のと)(石川県)総持寺などの住持。講義提唱にすぐれ,講義録「無門関抄」などをのこす。晩年,弟子の逆翁宗順に推されて尾張(おわり)(愛知県)乾坤(けんこん)院の開山(かいさん)となった。文明7年7月9日死去。三河(愛知県)出身。諡号(しごう)は法覚仏恵禅師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android