川村多実二(読み)カワムラタミジ

デジタル大辞泉 「川村多実二」の意味・読み・例文・類語

かわむら‐たみじ〔かはむら‐〕【川村多実二】

[1883~1964]動物学者。岡山の生まれ。京大教授。日本の淡水生物学を創始。著「鳥の歌の科学」「動物生態学」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川村多実二」の解説

川村多実二 かわむら-たみじ

1883-1964 大正-昭和時代の動物学者。
明治16年5月4日生まれ。京都帝大付属大津臨湖実験所の創設つくし,大正10年京都帝大教授となる。のち京都市立美大(現京都市立芸大)学長。動物生態学の講義実習を日本ではじめて開設,陸水生物学の基礎をきずいた。昭和39年12月16日死去。81歳。岡山県出身。東京帝大卒。著作に「日本淡水生物学」「動物生態学」など。

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