コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

工楽松右衛門 こうらく まつえもん

3件 の用語解説(工楽松右衛門の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

工楽松右衛門 こうらく-まつえもん

くらく-まつえもん

工楽松右衛門 くらく-まつえもん

1743-1812 江戸時代中期-後期の技術者。
寛保(かんぽう)3年生まれ。漁師,船乗りとしての航海の経験をいかし,天明5年(1785)さし帆にかわる画期的な織帆(おりほ)「松右衛門帆」を発明。港湾や河川の土木工事,巨材の運搬などにも独自の考案により貢献し,幕府より工楽の姓をあたえられた。文化9年8月死去。70歳。播磨(はりま)(兵庫県)出身。姓は「こうらく」ともよむ。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

工楽松右衛門

没年:文化9.8(1812)
生年:寛保3(1743)
江戸中期の船の技術者。播磨(兵庫県)の人。漁師として生まれ育つ。長じて船頭となる。船の改良に力を尽くし,とりわけ帆布の改善に取り組んだ結果,天明5(1785)年に厚手の木綿の織布を使った独特の帆布を考案し,松右衛門帆と呼ばれた。そのほか港湾の施設の改良などにも功績が大であり,幕府から「工楽」という姓を賜った。

(村上陽一郎)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の工楽松右衛門の言及

【高砂[市]】より

…1773年(安永2)の人口は8097人。港町にふさわしく,江戸初期にはこの町から朱印船貿易の天竺徳兵衛が出,江戸中期には播州産木綿糸をより合わせて織った松右衛門帆の発明者工楽(くらく)松右衛門が出ている。彼は択捉(えとろふ)島築港の功により幕府から〈工楽〉の苗字を与えられたものである。…

※「工楽松右衛門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

工楽松右衛門の関連キーワード荒木呉橋奥村茶山勝川春好(初代)三鍼芝多信憲石竜子(初代)田中帰春樗雲出目満真平林東岳

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone

工楽松右衛門の関連情報