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差質 さじち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

差質
さじち

無占有,すなわち今日の抵当に相当する中世法上の用語。見質とも称された。債務者が,目的物を特定するだけであるところからこの名が生じ,債権者質物を見るだけであるところから,見質の名が生じたといわれている。近世法においては,この系統の質は,一般に書入 (かきいれ) と称せられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

さし‐じち【差(し)質】

中世の不動産質入れの形式の一。質物は、証文には記載されるが債権者に渡さない。→入れ質

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の差質の言及

【質】より

…すなわち,借主が負債を返還するまで貸主が質地からの収益を獲得するものと,貸主が元利相当分の収益を獲得した上で借主に返還するものである。後者はいわゆる抵当で,差質ともいう。質地の占有は契約後も借主がこれを保留する。…

※「差質」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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