デジタル大辞泉 「布志名焼」の意味・読み・例文・類語 ふじな‐やき【布志名焼】 出雲焼の一。島根県松江市玉湯町布志名に産する陶器。明和元年(1764)船木与治兵衛の創業という。民芸陶として知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「布志名焼」の意味・読み・例文・類語 ふじな‐やき【布志名焼】 〘 名詞 〙 出雲焼の一つ。島根県松江市玉湯町布志名から産出する陶器。寛延年間(一七四八‐五一)に船木与次兵衛村政が創始したという。軟釉を施して光沢があり、主に黄釉の上に五彩画を描いた皿や花瓶などを造る。[初出の実例]「雲州布志名焼」(出典:本朝陶器攷証(1857)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
事典 日本の地域ブランド・名産品 「布志名焼」の解説 布志名焼[陶磁]ふじなやき 中国地方、島根県の地域ブランド。松江市で製作されている。江戸時代中期の寛延年間(1748年〜1751年)開窯という。江戸時代には松江藩の奨励を受けて発展した。鉛釉を使った黄色の櫛目紋が特徴。昭和期には、民芸運動で柳宗悦やバーナード・リーチの指導を受け、民芸として新境地を開拓。ぼてぼて茶碗という大型の茶碗の産地としても知られる。島根県ふるさと伝統工芸品。 出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報 Sponserd by