帝城(読み)テイジョウ

デジタル大辞泉 「帝城」の意味・読み・例文・類語

てい‐じょう〔‐ジヤウ〕【帝城】

天子の住む城。宮城

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精選版 日本国語大辞典 「帝城」の意味・読み・例文・類語

てい‐じょう ‥ジャウ【帝城】

〘名〙 皇帝の住む城。天子の居城。宮城。皇城王城皇居。また、都。帝京ていせい
※凌雲集(814)秋日皇太弟池亭応製賦園字〈小野岑守〉「古地猶居帝城裏、抔池体勢絶煩喧
太平記(14C後)一七「今賊党再び帝城を窺ひ覦ふて」 〔漢書‐陳咸伝〕

てい‐せい【帝城】

〘名〙 (「せい」は「城」の漢音) =ていじょう(帝城)
※金刀比羅本保元(1220頃か)下「桓武天皇御宇、帝城(テイセイ)を此地にしめ、平安城と号せしよりこのかた」

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普及版 字通 「帝城」の読み・字形・画数・意味

【帝城】ていじよう(じやう)

宮城。唐・王維〔聖製~雨中春望の作に奉和す、応制〕詩 雲裏、雙鳳闕(さうほうけつ) 雨中、春樹人の家

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