帝釈山脈(読み)タイシャクサンミャク

デジタル大辞泉 「帝釈山脈」の意味・読み・例文・類語

たいしゃく‐さんみゃく【帝釈山脈】

栃木県北西部と福島県南西部の県境を走る褶曲しゅうきょく山地。那須火山帯と並走し、男鹿岳(標高1777メートル)・荒海山(標高1581メートル)・帝釈山・黒岩山(標高2163メートル)などが東西に連なる。山嶺線は太平洋側と日本海側の分水界となっている。

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百科事典マイペディア 「帝釈山脈」の意味・わかりやすい解説

帝釈山脈【たいしゃくさんみゃく】

福島・栃木・群馬3県にまたがる山脈。標高1500〜2000m。主峰帝釈山広義越後山脈に含まれ,利根川阿賀野川鬼怒川源流をなす。西半はおもに古生層花コウ岩類,東半はおもに第三紀層からなる。山頂部には平たん面が多く湿原もみられ,一部は尾瀬国立公園に属する。

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世界大百科事典(旧版)内の帝釈山脈の言及

【帝釈山地】より

…関東地方の北部を限り,福島県会津地方との境界をなす山地。帝釈山脈ともいう。北東から南西へ男鹿(おじか)岳,荒海(あらかい)山,安ヶ森山,田代山,帝釈山,黒岩山など,山頂部になだらかな平たん面をもつ標高1500~2000mの山々が連なる。…

※「帝釈山脈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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