師資(読み)しし

精選版 日本国語大辞典 「師資」の意味・読み・例文・類語

し‐し【師資】

〘名〙 (「老子‐二三章」の「故善人、不善人之師、不善人、善人之資」による)
① 師とたのむこと。また、その対象となる人。師匠先生。〔春秋穀梁伝注‐僖公三二年〕
② 師匠と弟子。また、師弟関係
聖徳太子伝暦(917頃か)下「太子修師資之礼、厚賜祿物
正法眼蔵(1231‐53)弁道話「これ師資ひそかに妙術正伝し、真訣を稟持せしによりてなり」 〔後漢書‐廉范伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「師資」の意味・読み・例文・類語

し‐し【師資】

師と頼むこと。また、師匠。
師匠と弟子。師弟。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「師資」の読み・字形・画数・意味

【師資】しし

手本

字通「師」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android