精選版 日本国語大辞典 「帳綴」の意味・読み・例文・類語 ちょう‐とじチャウとぢ【帳綴】 〘 名詞 〙① 紙をとじて帳面を作ること。また、その人。② 帳面をとじるのに使う錐(きり)。千枚通し。③ 江戸時代、商家で、正月一一日に(西宮の恵比須神社を信仰する上方の町家では一日くりあげて一〇日の祭の日に)その年度に用いる大福帳などをとじ、表紙を書いて祝う行事。帳祝い。《 季語・新年 》[初出の実例]「長崎年中の物日〈略〉正月〈略〉十一日、帳綴(チャウトチ)」(出典:評判記・色道大鏡(1678)一三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例