常清滝(読み)ジョウセイダキ

デジタル大辞泉 「常清滝」の意味・読み・例文・類語

じょうせい‐だき〔ジヤウセイ‐〕【常清滝】

広島県北部、三次みよし作木さくぎ町にある滝。ごう川の支流作木川の支流の断崖にかかり、高さ126メートルの名瀑めいばく。滝は3段からなり、上から下に荒波の滝(36メートル)、白糸の滝(69メートル)、玉水の滝(21メートル)と名付けられている。落差の割に滝壺がほとんど発達していない。都道府県自然環境保全地域指定されている。

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日本歴史地名大系 「常清滝」の解説

常清滝
じようせいたき

[現在地名]作木村下作木

作木さくぎ川支流にかかる滝。県指定名勝。標高五〇〇メートル前後の吉備高原面を浸食して形成されたもので、灰白色流紋岩の断崖にかかる上中下三段からなる。上段を荒波(約三六メートル)中段を白糸(約六九メートル)下段を玉水(約二一メートル)とよび全高約一二六メートル。

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デジタル大辞泉プラス 「常清滝」の解説

常清滝

広島県三次市にある滝。江の川水系、作木川の枝沢にかかる落差126メートルの段瀑。1990年、日本の滝100選に選定された。

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事典・日本の観光資源 「常清滝」の解説

常清滝

(広島県三次市)
日本の滝百選」指定の観光名所。

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