日本歴史地名大系 「常田庄」の解説
常田庄
ときだのしよう
安元二年(一一七六)二月の八条院領目録(山科家古文書)に「信濃国常田」とみえるのが初見。「吾妻鏡」文治二年(一一八六)三月の条に「八条院御領常田庄」と記され、徳治元年(一三〇六)後宇多上皇院宣案(竹内文平氏蔵)の昭慶門院の御領目録には、「八条院庁分」として「信濃国常田」とみえ、平安時代末より八条院領として伝領されている。
長享二年(一四八八)諏訪社下社の春秋之宮造宮之次第には「四本御柱之内、壱、常田庄
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報