度外視(読み)ドガイシ

デジタル大辞泉 「度外視」の意味・読み・例文・類語

どがい‐し〔ドグワイ‐〕【度外視】

[名](スル)問題にしないこと。無視すること。「採算度外視した商法」
[類語]無視黙殺軽視過小評価かろんずる差し置くはなも引っ掛けない目もくれない尻目にかける眼中に無い歯牙にもかけない袖にする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「度外視」の意味・読み・例文・類語

どがい‐しドグヮイ‥【度外視】

  1. 〘 名詞 〙 度外におくこと。関係のないものとしてすておくこと。問題にしないこと。無視すること。
    1. [初出の実例]「これらのものを度外視(ドグヮイシ)して曾て採り用ひしことなけれど」(出典小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む