デジタル大辞泉 「差置く」の意味・読み・例文・類語
さし‐お・く【差(し)置く/差し▽措く】
1 そのままにしておく。放っておく。また、あとまわしにする。「その話は―・くとして」「何を―・いてもその会には出席したい」
2 当然考慮すべき人物などを無視する。なおざりにする。「担当責任者を―・いて商談を進める」
3 差し出して置く。
「藤大納言の御もとに、この返しをして、―・かせたれば、すなはちまた返しておこせ給へり」〈枕・一三八〉
[可能]さしおける
[類語](1)ほったらかし・そっちのけ・うっちゃらかす・うっちゃる・打ち捨てる・閑却・放置・野放し・放任・捨て置く・置き去り・放擲・ほっとく・遣りっぱなし・ほったらかす・ほっぽらかす・握りつぶす・取り残す・置いてきぼり・置いてけぼり/(2)無視・黙殺・度外視・軽視・過小評価・