廷吏(読み)テイリ

デジタル大辞泉 「廷吏」の意味・読み・例文・類語

てい‐り【廷吏】

法廷での事務その他の雑務に従事し、裁判官補助する裁判所職員旧称廷丁

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精選版 日本国語大辞典 「廷吏」の意味・読み・例文・類語

てい‐り【廷吏】

  1. 〘 名詞 〙 裁判所で、法廷内の各種事務に従事したり、書類送達をしたりする職員。旧称、廷丁(ていてい)。〔裁判所法(1947)〕

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改訂新版 世界大百科事典 「廷吏」の意味・わかりやすい解説

廷吏 (ていり)

法廷で裁判官の命ずる事務を取り扱うことを主たる任務として,各裁判所に置かれる裁判所職員をいう。おもな仕事は,法廷の整理,整頓清掃などの環境整備,法廷における裁判手続の進行に伴う書類や証拠物の授受運搬,法廷の秩序維持のため発動される裁判長の法廷警察権行使の補助,一定範囲の訴訟書類の送達などである。任命資格は一般の国家公務員に準ずるが,通常は初級裁判所職員採用試験に合格した裁判所事務官の中から命じられる。古くは,廷丁(ていてい)といった。
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普及版 字通 「廷吏」の読み・字形・画数・意味

【廷吏】ていり

宮廷の吏。

字通「廷」の項目を見る

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