弁天池(読み)べんてんいけ

日本歴史地名大系 「弁天池」の解説

弁天池
べんてんいけ

[現在地名]秋芳町大字別府 堅田

壬生みぶ神社の西方約五〇〇メートル、堅田かたたの地にあるカルスト湧泉。

「注進案」に「抑此御池は嘉万村由来書に顕せし往古弁天利生の清水にして」とあり、弁財天を池頭に祀った時に湧出したという。続いて同書は「池中誠に鏡の如し、田地六十丁余に掛、池水満々として実一郷の重宝也」と記し、湧水量が豊富で、堅田・湯の上ゆのかみ下嘉万しもかま地方七〇町歩の重要な用水源であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「弁天池」の解説

弁天池

高知県安芸市川北乙にある溜池。土佐藩家老の五藤正範が新田開発のために築造したものと伝わる。2010年農水省「ため池百選」に選定された。池を中心とする内原野公園一帯は県立自然公園区域に指定されており、ツツジ名所として知られる。

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事典・日本の観光資源 「弁天池」の解説

弁天池

(長野県東筑摩郡山形村)
信州の名水・水辺百選」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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