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引き出づ ヒキイズ

デジタル大辞泉の解説

ひき‐い・ず〔‐いづ〕【引き出づ】

[動ダ下二]
ひきだす1」に同じ。
「御文とて―・でたれば」〈落窪・一〉
事件などを引き起こす。
「さるまじき過ちを―・でて」〈・柏木〉
引き出物として贈る。
「又いみじき御車(みくるま)牛添へて―・で奉らせ給ふ」〈栄花・初花〉
例として出す。
「さばかりらうたげなりつる御さまを―・で奉りつるほどのけしき」〈落窪・一〉

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

ひきいず【引き出づ】

( 動下二 )
引き出す 」に同じ。 「文どもを-・でて/源氏 帚木
引き出す 」に同じ。 「宮の御みこたちとて-・でたらむに/枕草子 104
結果として招く。また、事を引き起こす。 「さるさわぎをさへ、-・でて/源氏 澪標
例として挙げる。 「めでたき例に-・でつつ/源氏 夕霧
引き出物として贈る。 「この笛をば、…故深き物にて-・でたまへりしを/源氏 横笛

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