ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「御巫清直」の意味・わかりやすい解説
御巫清直
みかんなぎきよなお
[没]1894.7.4.
江戸時代後期の国学者,神官。通称は志津摩,権之亮。のち尚書と改め,椙園 (すぎその) と号した。杉原光基の長男。 15歳で従祖父御巫清富の家を継ぎ,伊勢外宮の神職となった。父について国学を学び,絵画,書道,雅楽,能楽などをきわめ,神宮に関する典故の考証の学に貢献。伴信友,穂井田忠友らと文通,また大国隆正,鈴木重胤,矢野玄道らと交わった。著書『大神宮本記帰正鈔』 (6巻) ,『斎宮寮考証』など多数。
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