御手元金(読み)オテモトキン

デジタル大辞泉 「御手元金」の意味・読み・例文・類語

おてもと‐きん【御手元金】

高貴な人の手元にある金銭
天皇および皇族私有財産である金銭。毎年度、国庫から内廷費として支出される金銭をいう。宮内庁経理に属する公金とは別の扱いとなる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御手元金」の意味・読み・例文・類語

おてもと‐きん【御手元金】

  1. 〘 名詞 〙 天皇および皇族の私有財産である金銭。内廷費として毎年度の予算に計上され、そこから支出された金銭をいう。御手元
    1. [初出の実例]「既に畏き勅語と共に御手元金三十万円の下賜(かし)あり」(出典黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android