御状(読み)ゴジョウ

デジタル大辞泉 「御状」の意味・読み・例文・類語

ご‐じょう〔‐ジヤウ〕【御状】

他人を敬って、その手紙をいう語。お手紙。御書。「御状拝受いたしました」
[類語]手紙御書ごしょ懇書貴書貴翰きかん貴札きさつ芳書芳信芳翰ほうかん芳墨尊書尊翰そんかん台翰たいかん朶雲だうん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御状」の意味・読み・例文・類語

ご‐じょう‥ジャウ【御状】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他人を敬って、その書状をいう語。お手紙。御書。
    1. [初出の実例]「浄花院重御状まいらせ候也」(出典:北野社家日記‐宝徳元年(1449)一〇月一七日)
  3. 書札礼法下位の者へ出す書状。
    1. [初出の実例]「御状と書くは、下手への御返事の詞なり」(出典:大館常興書札抄(1510‐11頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android