御田植(読み)オタウエ

デジタル大辞泉 「御田植」の意味・読み・例文・類語

お‐たうえ〔‐たうゑ〕【御田植(え)】

御田植え祭り」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御田植」の意味・読み・例文・類語

お‐たうえ ‥たうゑ【御田植】

〘名〙 (「お」は接頭語) 神田(しんでん)で行なわれる田植え神事。また、正月二月ころに、豊作を祈って田植行事を演技化して社頭で行なうもの。伊勢神宮(六月二四日)、住吉神社(六月一四日)など。これがすむと、一般農家の田植えが始まる。おたうえまつり。おんだまつり。《季・夏》 〔俳諧・毛吹草(1638)〕
※俳諧・白雄句集(1793)二「御田植の酒の泡ふく野風かな」

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