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御錠口 オジョウグチ

大辞林 第三版の解説

おじょうぐち【御錠口】

江戸城や大名の邸で、表と奥との境の出入り口。江戸城では御錠口番が詰め、五つ(午前八時頃)に開き、六つ(午後六時頃)に閉めた。ここから奥へは特定の者以外男子禁制であった。

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世界大百科事典内の御錠口の言及

【大奥】より

…御殿向はその大奥の主人,すなわち本丸ならば御台所,西丸ならば大御台所もしくは将軍世子夫人,その子女たちの居住する場所,御広敷向は大奥管理事務所で,男の御広敷役人の勤務する場所,長局向は大奥に勤務する女中いわゆる大奥女中たちの住む宿舎である。将軍が日常起居する場所は表のなかの中奥であるが,中奥と大奥の間は厳重な塀で仕切られ,御鈴廊下とよばれる廊下のみでつながり,御鈴廊下と中奥の境に設けられた〈御錠口〉から大奥側へは将軍以外の男子は入ることができなかった。
[本丸の大奥]
 大奥の規模・構造は時代によって若干の変化があったが,だいたいにおいては従前の形式が踏襲されていた。…

【御広敷番】より

…番頭の支配下に御広敷添番,同並,御広敷伊賀者,御広敷進上番,御広敷小人,御広敷小仕事之者などが所属する。御広敷御門の長屋中に伊賀者・添番の詰所,小人部屋があり,玄関を入ると番頭部屋・添番詰所があり,玄関正面の奥に伊賀者番所があって,この番所が厳重な板戸を隔てて御殿向に続き,ここが御広敷からの御錠口となっていた。この御錠口からは,男子は9歳以下の子供,許可のある医師,普請のさい許可をうけた大工など限られた者しか入れなかったが,女性は届け出て出入りすることができたから,この出入りを監察するのが伊賀者番所の役目であった。…

※「御錠口」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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