復辟(読み)フクヘキ

デジタル大辞泉 「復辟」の意味・読み・例文・類語

ふく‐へき【復×辟】

[名](スル)一度退位した君主が再び位に就くこと。復位重祚ちょうそ

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精選版 日本国語大辞典 「復辟」の意味・読み・例文・類語

ふく‐へき【復辟】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 退位した君主が再び位につくこと。復位。重祚
    1. [初出の実例]「上之復辟。蓋在明春」(出典日本外史(1827)五)
    2. [その他の文献]〔文献通考‐帝系考〕
  3. ( 政を君主に返す意 ) 重臣摂政を辞すること。
    1. [初出の実例]「抑、雖御元服以後、復辟以前、猶為幼主之儀、縦雖御物忌、何出御哉」(出典:玉葉和歌集‐承安元年(1171)一一月一九日)

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普及版 字通 「復辟」の読み・字形・画数・意味

【復辟】ふくへき

一たび失った王位を回復する。唐・元〔遷議〕議する云ふ、中宗は復辟中興す。當(まさ)に百代らざるのと爲すべしと。

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