重祚(読み)ジュウソ

大辞林 第三版の解説

じゅうそ【重祚】

( 名 ) スル

ちょうそ【重祚】

( 名 ) スル
一度退位した天皇が再び皇位につくこと。三五代皇極が三七代斉明となり、四六代孝謙が四八代称徳となった二度を数える。復辟ふくへき。再祚。復祚。じゅうそ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

重祚
ちょうそ

退位した天皇が重ねて践祚(せんそ)すること。645年(大化1)孝徳(こうとく)天皇に譲位した皇極(こうぎょく)天皇が、655年(斉明天皇1)孝徳天皇崩御の後を受けてふたたび即位し、斉明(さいめい)天皇となり、758年(天平宝字2)淳仁(じゅんにん)天皇に譲位した孝謙(こうけん)天皇が、764年淳仁天皇を廃して復位し、称徳(しょうとく)天皇となった二例が存する。前者は皇太子中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)(天智(てんじ)天皇)の奏請によるものであり、後者は現帝と先帝との不和による政変で、ともに異常の例に属する。[橋本義彦]

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世界大百科事典内の重祚の言及

【皇位継承】より

…81代安徳が平氏に擁されて西海に幸した後,京都において後鳥羽が践祚し,1年余にわたって2人の天皇が存立し,また96代後醍醐の譲位否認のもとで光厳が践祚し,爾後50余年にわたって南北両朝が併存対立した。また天皇がいったん譲位したのち,再び皇位についたことが2度あり,これを重祚(ちようそ)という。35代皇極が重祚して37代斉明となり,46代孝謙が重祚して48代称徳となったのがそれで,ともに女帝にして,特殊な政情によるものである。…

※「重祚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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