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徳力富吉郎 とくりき とみきちろう

美術人名辞典の解説

徳力富吉郎

木版画家。京都生。京美工卒後、土田麦僊塾に学び、日本画で国展樗牛賞・国画賞を受賞する。一方、自画・自刻・自摺りによる創作木版画を手がけ、平塚運一・棟方志功らと同人誌「版」を、麻田弁自らと「大衆版画」を発行した。版画制作所を設立し浮世絵方式による量産も行う。ニューヨーク等海外個展多数開催。勲四等瑞宝章受章、京都市文化功労賞受賞。代表作に全紙判版画「京百景」等がある。茶人粋人としても著名。平成12年(2000)歿、98才。

出典 (株)思文閣美術人名辞典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

徳力富吉郎 とくりき-とみきちろう

1902-2000 昭和-平成時代の版画家。
明治35年3月22日生まれ。西本願寺絵所12代。土田麦僊(ばくせん)に日本画をまなび,昭和3年国画創作協会展で樗牛(ちょぎゅう)賞。また創作木版画を手がけ,4年平塚運一,棟方志功らと同人誌「版」,6年麻田弁自(べんじ)らと「大衆版画」を刊行。21年版画制作所を設立,産業的な版画の量産もはじめる。陶画,洋画も制作した。平成12年7月1日死去。98歳。京都出身。京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)卒。

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