ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「応力緩和」の意味・わかりやすい解説
応力緩和
おうりょくかんわ
relaxation of stress
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
物体にあるひずみを急に与えてそのひずみを一定に保っておくとき,応力がその時間経過とともに単調に減少していく現象.このときの応力を緩和応力といい,緩和応力をひずみで割ったものを緩和弾性率という.応力緩和の測定は,粘弾性の実験として重要なものである.無定形高分子固体や粘弾性液体では,時間が十分経つと緩和応力は0となるが,橋かけや結晶のある高分子物質では,応力は有限の値に近づき,平衡弾性を示す.なお,広義には,定常的な流れを起こさせた後,ひずみ速度を急に0にしたときの応力の減少など,ある変形履歴後,急にひずみを一定に保ったときの応力の時間経過に伴う減少を含めて応力緩和という.[別用語参照]クリープ,マクスウェル模型
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…逆に,この高分子物質の固体に一定の伸びを与えて放置しておくと,時間の経過とともにその伸びを保つのに必要な力は減少してくる。この現象を応力緩和という。これも流動が起こることと対応している。…
※「応力緩和」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新