デジタル大辞泉
「恒星年」の意味・読み・例文・類語
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こうせい‐ねん【恒星年】
- 〘 名詞 〙 地球がある恒星に対して、太陽を一周するのに要する平均時間。三六五・二五六四日すなわち三六五日六時九分九秒。太陽年よりはおよそ二〇分長い。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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恒星年 (こうせいねん)
sidereal year
地球の恒星に対する公転周期をいう。地球の上で観測すれば,太陽が年周運動によって天球を正確に360度の移動をして,元の位置に戻るのに要する時間である。365.2564日,あるいは365日6時間9分9秒である。地球に働く諸惑星の摂動によって,恒星年の長さは1万年に1秒の割合で長くなる。
執筆者:堀 源一郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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恒星年【こうせいねん】
地球が恒星に対して太陽のまわりを1回公転するのにかかる時間。365.2564日。つまり太陽が天球上を完全に一周してもとの位置にもどるまでの時間。春分点が黄道上を逆行するので,恒星年は春分点を基準とする太陽年より長い。
→関連項目近点年|年
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恒星年
こうせいねん
sidereal year
地球が,恒星に対してある点から再び同じ点まで戻る時間,つまり太陽の周囲を1公転する時間。観測のうえでは,恒星天に対して太陽が天球上を1周するに要する時間。春分点が東から西へ動くため,恒星年は春分点によってはかられる太陽年よりやや長く,約 365日6時間9分 10秒である。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の恒星年の言及
【歳差】より
…地球の歳差運動によって起こる太陽年(回帰年)と恒星年の1年の差,または〈こま〉や地球の歳差運動のこと。 ニカエアのヒッパルコス(前190ころ‐前125ころ)は自分の恒星位置の観測と,150年前のアレクサンドリアのティモカリスの観測とを比較して,その位置の変化に気がついた。…
※「恒星年」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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