情報操作(読み)ジョウホウソウサ

デジタル大辞泉 「情報操作」の意味・読み・例文・類語

じょうほう‐そうさ〔ジヤウホウサウサ〕【情報操作】

ある意図または目的をもって情報に手を加えること。また、そのことによって人または大衆をある方向に導こうとすること。

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精選版 日本国語大辞典 「情報操作」の意味・読み・例文・類語

じょうほう‐そうさジャウホウサウサ【情報操作】

  1. 〘 名詞 〙 ある意図または目的をもって情報に手を加えること。また、そのことによって人または大衆をある方向へ導こうとすること。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「情報操作」の意味・わかりやすい解説

情報操作
じょうほうそうさ

報道機関の取材、編集、報道の一連の活動に介入して、その内容や社会への提示の仕方に影響を及ぼし、究極的には世論形成に操作を加えようとする行為。ニュース・ソースがいろいろとくふうを凝らして行うことが多いが、その意図を受けて広告会社、PR会社が「仕掛け」を考案、実行することもある。報道企業の内部でこれに呼応する者が出る場合もある。取材記者や編集者は、これらの情報操作にのせられないようにするため、ソース側の広報サービス、リーク(秘密の打明け話)、バロン・デッセ観測気球瀬踏みのための情報の提供)、オフ・レコパブリシティー、イベント演出など、もろもろの操作手段に注意を要する。一方、古典的な操作方法としての圧力暴力物品贈与金銭などの利用も依然軽視できない。情報操作のすべてが悪徳行為とはいえないが、報道活動の現場には、つねにその虚実の駆け引きがあると考えなければならない。

[桂 敬一]

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