デジタル大辞泉 「意中の人」の意味・読み・例文・類語 いちゅう‐の‐ひと【意中の人】 心の中でひそかに思いさだめている人。特に、結婚相手として恋しく思っている異性。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「意中の人」の意味・読み・例文・類語 いちゅう【意中】 の 人(ひと) 心の中でひそかに思っている、相手の人。また、恋しく思っている相手の人。[初出の実例]「嬋娟(せんけん)たる風姿、且(か)つ肩背(けんはい)の形態を以て考ふれば蓋し意中の人に異ならず」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四三)[その他の文献]〔陶潜‐示周続之祖企謝景夷三郎詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
故事成語を知る辞典 「意中の人」の解説 意中の人 心の中でひそかに思い定めている人。特に、恋しく思っている相手。 [使用例] あの涼子こそ、捨吉には未知の友ではあるが鎌倉以来よく噂の出る市川の意中の人であると分って来た[島崎藤村*桜の実の熟する時|1919] [由来] 四~五世紀の中国の詩人、陶とう淵えん明めいが、友人たちに送った詩の一節から。考え方の違いから遠ざかってしまった相手に向かって、「我が意中の人を念おもう」と述べています。 出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報