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懸物状 かけものじょう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

懸物状
かけものじょう

懸物押書ともいう。鎌倉,室町時代の訴訟文書。所領に関する訴訟で,訴人 (原告) ,論人 (被告) それぞれが,敗訴した場合は所額を相手側に与える旨を約して奉行所に上申した。所領を賭けることから懸物状と呼び,またこのような契約書を押書 (あっしょ,おうしょ) といった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

かけもの‐じょう〔‐ジヤウ〕【懸物状】

鎌倉・室町時代、訴訟に際し、原告被告の双方が自説の正しいことを示す証拠として、自分の所領を賭ける旨を書いて当局に差し出した文書。懸物押書(かけものおうしょ)。

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大辞林 第三版の解説

かけものじょう【懸物状】

鎌倉・室町時代、武家の所領相論に関して、原告と被告が奉行所に提出した文書。敗訴の場合は争っている所領の一部を相手方に引き渡す旨を書いた誓約の文書。

出典|三省堂
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