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成均館 せいきんかんSǒngkyunkwan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

成均館
せいきんかん
Sǒngkyunkwan

朝鮮儒学教育の代表的な施設。漢城 (ソウル) に太祖6 (1398) 年に建立され,当初定員 200人の学生が科挙を目指した。その後,火事や戦争で何度か焼失し,宣祖 39 (1606) 年に現在の建物が再建された。今日では,中国聖賢 17位を奉る大成殿およびその左右にある中国と韓国の諸賢 182位を奉る「廡」から成る宗教領域としての文廟と,国立大学の性格をもつ明倫堂によって構成されている。地方の文廟は郷校ともいい,教育的機能が優先されたのに対して,成均館は宗教的機能が優先され,大成殿を前面とする前廟後学の配置が特徴的である。

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世界大百科事典 第2版の解説

せいきんかん【成均館】

朝鮮の李朝時代,首都漢城(ソウル)に設置された国立の儒学教育機関。国子監,国学,太学とも呼ぶ。1398年創建。定員ははじめ200人であったが,経費などの関係でしだいに減らし,李朝末期で100人となった。学生は科挙をめざした。孔子など儒学の先哲を祭る文廟,儒学を講ずる明倫堂,学生が寄宿する東西両斎のほか,尊経閣など付属の建物があった。祭祀料や教育費にあてるため学田と奴婢を与えられ,島や漁場も所有した。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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