日本歴史地名大系 「成田庄」の解説
成田庄
なるだのしよう
- 神奈川県:小田原市
- 成田庄
平安時代末期には藤原氏摂関家領で、保元の乱当時は左大臣藤原頼長領。乱後没収されて後白河天皇の後院領とされた(「兵範記」保元二年三月二九日条)。次いで天皇の験者としての功績に対する賞として保元年中(一一五六―五九)に大僧正昌雲に与えられ(康永三年七月日「亮性法親王庁解」県史三)、永暦元年(一一六〇)後白河上皇が京に建立した
成田庄
なりたのしよう
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報