手持無沙汰(読み)テモチブサタ

デジタル大辞泉 「手持無沙汰」の意味・読み・例文・類語

てもち‐ぶさた【手持(ち)無沙汰】

[名・形動]することがなくてがもたないこと。また、そのさま。「仕事がないので手持ち無沙汰だ」
[類語]徒然つれづれ徒然とぜん退屈所在ない持て余す無聊ぶりょうひま手透き手明き用無し閑散開店休業寂寥せきりょう寂寞せきばく寂しい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手持無沙汰」の意味・読み・例文・類語

てもち‐ぶさた【手持無沙汰・手持不沙汰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 手があいていて間(ま)がもてないこと。することがなくて退屈であるさま。また、することがわからず格好がつかないことやそのさま。
    1. [初出の実例]「しほしほとしておはせしは手もちぶさたに見へにけり」(出典:浄瑠璃・凱陣八島(1685頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android