寂寥(読み)セキリョウ

デジタル大辞泉の解説

せき‐りょう〔‐レウ〕【寂×寥】

[名]心が満ち足りず、もの寂しいこと。「寂寥感」
「行介は何か淡い―を覚えた」〈山本有三・波〉
[ト・タル][文][形動タリ]ひっそりとしてもの寂しいさま。「寂寥とした冬景色

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大辞林 第三版の解説

せきりょう【寂寥】

( トタル ) [文] 形動タリ 
ものさびしいさま。ひっそりしているさま。寂寞せきばく。じゃくりょう。 「 -の感」 「 -たる黄昏の光の中に/土
( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
に同じ。 「一婢一僕家内極めて-なれば/花柳春話 純一郎

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精選版 日本国語大辞典の解説

じゃく‐りょう ‥レウ【寂寥】

〘名〙 (形動タリ) (「じゃく」は「寂」の呉昔) ものさびしいこと。ひっそりしていること。また、そのさま。せきりょう。
※三国伝記(1407‐46頃か)一「貧乏寂の身なれば、未だ飡飲の一俵をも与えず」

せき‐りょう ‥レウ【寂寥】

〘名〙 (形動ナリ・タリ) ものさびしいこと。ひっそりしていること。また、そのさま。寂寞。寂寂。じゃくりょう。
※文華秀麗集(818)上・春日大弟雅院〈嵯峨天皇〉「此地端居翫風景、寂寥人事暫無関」
※色葉字類抄(1177‐81)「寂寥 セキレウ」
※如是放語(1898)〈内田魯庵〉「爾(し)かく寂寥(セキレウ)ならざる文壇をも猶ほ寂寥(セキレウ)なりと咳(つぶや)ける読書社会の」 〔楚辞‐九歎・惜賢〕

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