デジタル大辞泉 「所在無い」の意味・読み・例文・類語 しょざい‐な・い【所在無い】 [形][文]しょざいな・し[ク]することがなくて退屈だ。手持ちぶさただ。「―・く週刊誌をめくる」[派生]しょざいなげ[形動]しょざいなさ[名][類語]徒然つれづれ・徒然とぜん・手持ち無沙汰・退屈・持て余す・無聊ぶりょう・ひま・手透き・手明き・用無し・閑散・開店休業・寂寥せきりょう・寂寞せきばく・寂しい 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「所在無い」の意味・読み・例文・類語 しょざい‐な・い【所在無】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]しょざいな・し 〘 形容詞ク活用 〙① 地位・身分が低い。[初出の実例]「そのうへ、たひたひ御てき申たる物はいつれも御なをし、われらこときのしよさひなきもののちきやうをかり候て、御いたし候あひた」(出典:上杉家文書‐(年月日未詳)(室町)土肥二郎九郎母訴状)② することがなくて退屈である。手持ちぶさたである。身の置き所がない。つれづれである。[初出の実例]「巳之助は歩むにも手の所在なければ、絆纏(はんてん)の裾まくりて頭から被りつ脱ぎつ」(出典:門三味線(1895)〈斎藤緑雨〉四)所在無いの派生語しょざいな‐げ〘 形容動詞ナリ活用 〙所在無いの派生語しょざいな‐さ〘 名詞 〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例