デジタル大辞泉 「手透き」の意味・読み・例文・類語 て‐すき【手透き/手隙】 [名・形動]することがなくて暇なこと。手のあいていること。また、そのさま。「―なら手伝ってくれ」「朝と昼と、―な時は晩方も」〈鏡花・歌行灯〉[類語]暇・手明き・用無し・閑散・無聊ぶりょう・開店休業・徒然つれづれ・徒然とぜん・手持ち無沙汰・退屈・所在ない・持て余す・寂寥せきりょう・寂寞せきばく・寂しい 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「手透き」の意味・読み・例文・類語 て‐すき【手透・手隙】 〘 名詞 〙① 手があいていること。仕事がきれてひまになること。てあき。[初出の実例]「此間手すきをして、楽みと思たは」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)八)「手空(テス)きの女の人が、〈略〉柳行李を一つ、庭先へ持ち出して」(出典:春の城(1952)〈阿川弘之〉三)② 将棋で、次の手で詰みがあるという着手。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例